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手作り研究装置

【はじめに】岡野研の学生は、先進理工学部 電気・情報生命工学科、または、先進理工学研究科 電気・情報生命専攻に属しています。 研究室は、早稲田大学先端生命医科学センターにあり分子細胞生物学研究室という名称で、文字通り生命科学の研究室です。 研究室では、生き物から細胞や遺伝子あるいはタンパク質を取り出して調べる研究光や磁気に対する動物の行動測定などを行っています。 生命科学の研究には、装置と消耗品に多大な研究費がかかりますが、岡野研には常時20名かそれ以上の学生さんがいるので、基本的に金欠です。 装置類の中には、「なんでこんな装置がこんなに高いの!?」というものもあります。 PIは電気系の出身ではありませんが、せっかく「電気・情報生命専攻」と付く学科にいるので、研究の合間に、少し電気の知識を使って工夫しています。

 というわけで岡野研には、手作りの実験装置類があります。お金を出したら買えるものもあれば、いくらお金を出しても買えないものもあります。

ここでは、これまで作製した装置類から一部を選んで、金欠ラボの節約術! 手作り研究装置:シリーズとして紹介してゆきたいと思います。 ハンダ付けさえできれば今日からはじめられるものから、プログラミングが必要なものまで、いくつまとめられるかわかりません。 取るに足らないものがほとんどですが、他の研究者や学生の方、特に小中学生の自由研究や教材を開発する上での参考資料として役に立てば幸いです。

《注意》紹介するものは今のところ問題なく動いていますが、工作の際には、やけどや怪我、事故には十分に気をつけて自己責任でお願いします。

目次
【1】製作の前に

【道具】材料の他に必要な道具があります。よい仕事には技術に加えて道具が重要。半田ごて、ヤニ入り半田、ニッパー。 さらにあると便利なのは、半田ごて台とワイヤーストリッパー。よいものを揃えておくと結局経済的です。 私のおすすめは、goot 即熱はんだごて ストレート型 TQ-95または温度調節機能付きPX-201です。ヤニ入りはんだは、やや細めで錫の含有率が低くないものがおすすめです。 細かいものをハンダ付けする時には、手があと1本も2本も欲しくなるので、クリップ、ワニ口クリップ、小型のクランプ、万力などでうまく固定しながら付けて行きます。 やけどに気をつけつつ、ヤニが揮発して出るフラックス蒸気を吸ってしまいがちなので、空気清浄機や扇風機を使い換気に気をつけてください。

【電子パーツ】電子工作をする人で知らない人はいない、秋葉原の秋月電子通商をはじめ、千石電商・マルツパーツ館・ヒロセテクニカル・ラジオデパートあたりで手に入るものがほとんどです。 大阪日本橋ならシリコンハウス共立などが有名。通販でも手に入るので、ホームページでじっくり確認しながら選んで注文してください。